JGN臨時総会
11月19日東京で日本ジオパークネットワークの臨時総会が開催された。新たに4地域がJGNに加盟し11地域となった。来年の総会は8月22日23日に糸魚川で開催することを決定した。
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久しぶりのブログです。
10月28日にGGN申請にノミネートされなかたことを反省して、3度目へのチャレンジに今後どう取り組むのか、その対策で心身ともにチョット疲れてました。
と言いながらも、11月上旬に香港ジオパークのオープンセレモニーにお招き頂いて、室戸ジオパークのアピールをしてきました。
室戸ジオパークのインターナショナルデビューとなりましたが、英語の喋れないないものが英語でのプレゼンに固まってしまい、さっぱりなプレゼントなりました。
その報告レポートをブログに載せようとまとめています。ご期待下さい!
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去る、10月28日に日本国においては二度目のGGN(世界ジオパークネットワーク)申請への審査とその結果発表があり、室戸ジオパークは二度目のチャレンジでしたがノミネートされませんでした
。
GGN申請への審査結果報告会(プレス発表の会場)
左側から、佃さん(事務局)・中川委員・小泉委員・尾池委員長・加藤委員
GGNのハードルの高さを痛感し大変反省していますが、室戸ジオパークはこの一年間で随分成長したと自負しています。
看板やジオガイド、ホームページ、ジオDVDなど皆無だったものが、今年の予算で来年3月末までに一定の整備ができます。
一息つくことなく、更にバージョンアップに取り組みますが、県にも全面的バックアップを頂くなど、その取り組みは顕著です。
この11月1日より室戸市企画財政課内に、室戸ジオパーク推進室が新設されます。
県からも支援職員を12月より派遣頂きます。
高知大学、高知工科大学、高知コアセンターなどの強力なご支援のなか、その英知を結集して、世界にない魅力的なジオパークを創造しなければと決意新たにしています。
10月28日のGGN申請の審査結果が同日プレス発表されましたが、参加された記者から室戸ジオパークの評価についての質問が出され、審査委員から説明がありました。
◇高知新聞社東京支社編集部記者の質問 室戸ジオパークについてお伺いしたいと思いますが、今回2回目の挑戦ということで、前回、時間が必要との評価を受けて、その後いろいろ地元で積み上げをしてきて、今日なんかも地元では楽しみに待っているかと思う。議事録を配布するとの説明もありましたが、あえて、今教えていただける範囲で室戸に対してどういった評価であったのか教えていただきたい。 ■ 質問に関する説明 ◆委員 ・・・まず室戸の地域の特長ですが、日本ジオパークとしてれっきとして活動していただいている。何が大事かといいますと、室戸岬周辺の大地の仕組みは世界に類を見ないものなんですね。そのプレート境界で発達してきた地質ということでは世界の今存在するジオパークのどこにもない。しかも、ジオパークになっていない場所を見てもこれは世界中を見て、プレート境界そのものの活動がどんどんどんどん大地に現れて地上に現れて、しかもこれからまた巨大地震を起こしてその活動を続けていくという活きたプレート境界が見える地域ですから、そういう意味で、日本ジオパーク委員会は非常に大事にしている大切にしている場所なんですね。そうすると何が何でもちゃんとした、ちゃんとしたといったら悪いけども、ようすうるに分かり易く言えば、ちゃんとしたジオパークとして世界に打って出て欲しいという期待がありまして、そうゆう意味からチョットハードルが高い目で審査委員が見ているということが若干あるんではないかと思うんです。なにが何でも出しても・・、つまりですね、GGNに入る資格というのはユネスコの委員会が認めて入れるわけで、我々がいくら議論して認めていようがなにしようが関係ない分けですね。推薦状を書かせていただきますけどもそのGGNに出したときに、ものすごくその本当の本質的なところで価値のあるジオパークとして登録がされるように努力をするという、一緒になって支えさせていただくのが我々の役目だと思っていますので、そうゆう点からですね、あのーもう一つ、もうひと頑張りというのが正直なところだったんではないかと思います。細かいところで色々状況がでていますので、それは後ほどまたきちんとまとめてお伝えしたいと思いますけれども、日本の大地の中でもひとつの一番大事なポイントがそこにあるという点で、もうひと頑張り押して頂きたいと私は感じています。 ◆・・・事務局から2点ほど補足させていただきます。 今年は、初めてGGN審査が行われて、それで3地点についてその審査の状況が非常に厳しかったと・・。かなり色々と指摘をされながら、まあ3地域は見事とおったんですけれどもその審査状況をご判断する・・、どのレベルを目指さなければならないかが今年初めて分かったということと、もう一点は、やっぱり先ほどありましたように、室戸には審議の方はかなり時間をかけて審議いただいたんですけれども、やはりすごく皆さん期待をされているといったことで、今の状況で、一回GGNで落とされると2~3年は待たされてしまうという状況をみますと、ここでかなり無理やりというよりは、もうチョット時間をおいて一年程度その辺も時間をおいてしっかりと準備された方がよりよいものがあって我としても自信を持って出せるのではないかとという審議があった。 ◆委員・・・あの昨年と今年と現地をふまえてですね、非常に委員長からも言われたように室戸にはGGNの非常に有力なメンバーとして大きく期待するところです。ここで失敗をして2~3年か4~5年待たされるよりはですね、もう一年頑張って欲しいのと、GGN審査を見ますと計画ではなくて、やっぱり実績、それから運営母体の進捗状況が非常に問われる。これから看板をつけるとか、これからガイドを育てますというは全く評価されません。室戸は、昨年に比べますと格段にそうゆうところは良くなったんですが、まだ、実績と言う面でもうチョット、例えばガイドにしましても6人のガイドが育てられてその半分は英語で対応ができてしかも優れたガイドを育てられています。しかし、世界では、数十名、数百名規模でガイドを育ててるジオパークもゴロゴロある。それから私も感心しましたけれども来年度の高校のカリキュラムの中にジオパークを入れるといったことを進められているといったことは大きく評価されるんですが、これスタートするのは4月からですので、12月1日時点、申請時には案でしかない、それから、今年度の予算で様々な補助金で市や県からも看板とか多言対応のQRコードとか、新しい遊歩道などすでに予算化されているので今年度内には完成することは非常に明確な事業だが、やはり計画なんですね。 来年審査はたぶん夏頃だと思うがもしかして早まったりしたした場合に実績がないのに書けないとかえって逆効果になる。繰り返えしますけど、非常に価値はあるところなのでもう一歩本当に進んでもう少し・・・県知事あるいは市長からも非常に大きな期待をよせられている、我々も期待するところで、決して2回やってダメになったと後ろ向きの評価でなくて、もう一歩の準備をみてという期待感の大きな事であったと思います。 ◆ ・・・付け加えさせていただきますけど、GGNの全体から言うと、今年日本が8月22日に3ヶ所認められたのは非常に大きな事でして、これは大陸を中心に進められてきたGGNが初めてアイランドパーク、とうこうですね・・ふれあい化運動によってつくられた島ですが、そこから3ヶ所、しかも初めて3ヶ所出して、一挙に3ヶ所全てが認められたのは世界の驚異であると言われている。こんなことは本当はあんまり皆思っていなかった。すごいことをやったと。それにたいして、どんどんどんどん出していけばとおると思われては困る。それだけ注目を浴びているので、なかなかおいそれとどんどんだしてみようやと・・・一応、圏としては年間2ヶ所申請する権利ができたというのルールですけれども、だから2ヶ所出せばという人もいますが、それをやっていくとどんどん落ちるといった実績を創ることになるので慎重にかまえたというのが正直なところですが、但し、JG委員会が推薦状を書けばとおるかと思われてもこまる。全く独立なGGNはユネスコが支えているそっちの委員会であり、我々が審査をして、推薦状を書けば認められるとは限らないし、今のところはまだそういう状態なんです。その内に、将来としては例えばアジア地域のGPネットワークができますと日本も審査委員をおくってアジアのジオパークはアジア地域委員会で認めればいいというシステムもありうるというルールとしてはそういうことになっていく可能性が大きいですけれども、まだそういう状態でもありません。今年日本に審査にきたその審査委員会が議論するわけですから、その結論をまつわけですから決して保証付けて我々の委員会が出すわけでない、保証機関になっているとかそういうことではないから、逆に言えば、我々とは独立に出していただいてもルールとしては本当は良いのかも知れないが、日本としてはそういうことはやりたくないというふうにして皆さんのご理解を得てやろうとするもので、そういう状況でチョット分かりにくいかも知れませんが・・。![]()
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寺岡さんのガイドがGGN調査団を引き付ける。
ビシャゴ岩は、班レイ岩です。
岩全体が斑レイ岩である。斑レイ岩は深成岩の一種で、マグマがゆっくり冷えてかまったもので、主に白色の斜長石と黒色の輝石から構成されている。室戸岬の斑レイ岩体は最大幅220m、長さ1,800mのシート状。約1,400万年前に堆積岩層(砂岩、泥岩など)に水平に貫入し、その後地殻変動により、ほぼ垂直に傾いたものである。室戸岬は浸食されにくい硬質の斑レイ岩の貫入岩体があることも岬としての地形の要因として考えられる。
その昔、絶世の美女「おさご」が、言い寄る男の多さに嫌気がさし、ここから身を投げたといわれている。
このときに、「室戸に私のような美人が生まれませんように」と願掛けしたが、「おさご」の命をかけての願いも空しく、その後も室戸には沢山の美人が生まれている。
班レイ岩について、調査団の先生からも新たな情報を沢山いただいた。
このジオポイントは、1時間でも2時間でも話題は尽きない!魅力あるジオポイントです。
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GGN調査団は、室戸岬乱礁遊歩道に入り、東から西(室戸岬の突端へ向かうコース)へ向かって案内が始まった。
行水の池は、約1200年昔に修行に来られた空海が行水をした場所とされている。場所は、みくろ洞から国道55号線を挟みすぐ下段にある。
この場所は、波の力により岩がえぐられてできる「ノッチ=海食窪」が見られる。
このノッチの上に、ヤッコカンザシの化石が付着しているが、元来、ヤッコカンザシは汀線に住むゴカイの仲間であることから、地震により隆起したことが実証される場所にもなっている。
行水の池とノッチ(学習会の写真)
約1200年昔、青年空海(弘法大師)が御厨人窟(国道を挟んですぐ上側にある)で修行された折に行水されたと伝えられている。
しかし、炭素14法による年代測定では、1200年昔は、海底(ヤッコカンザシのついている場所が1000年前には汀線)にあり行水が本当にできたのか不明である。
白くメントがくっついているように見えるのがヤッコカンザシの化石!
岩体はホルンフェルス(砂岩層や泥岩層が熱変成を受けたもの)。2200万年くらい前の地層の中に約1400万年前にマグマが注入されて固まったとされるビシャゴ岩に連動するもので、そのマグマの熱により変成した砂岩層で、波の力により岩が削られて窪みなっている(ノッチという)。この窪みになっている上の部分にヤッコカンザシの化石が残っている。ヤッコカンザシに含まれる炭素Cのうち特殊な炭素14C(放射性炭素と言われ約6700年で元の量の半分に減る)の量を測定して年代が究明されている。この場所のヤッコカンザシは標高6mの場所であり、約2700年~1000年前の海面域にあった場所が地震により隆起した。
ノッチとビシャゴ岩が見られるポイント!
UコードQRを用いたモビリティーサポートシステムのPRを行う!
室戸ジオパークでは、国の支援を受け、ユビキタス技術を活用したモビリティサポートシステムで、旅のサポートを行うべく実証実験を行います。
携帯電話で、ジオパーク内に設置されているQRコードを読み取って、サイト巡りを楽しむ事のでるサービスです。
しかも、五カ国語を用いていますので、外国からのジオツアーにも対応のできる基盤整備となります。
GGN調査団は、室戸ジオパークのこの一年間の取り組みを厳しくチェックしながらも、次から次へと新たな提案や改善対策、アピール方法などアドバイスも絶えない。
感謝!感謝です!
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GGN調査団が、室戸ジオパークのメインサイトである室戸岬に入りました。
室戸岬には、45のジオポイントがありますが、その主なポイントを紹介する。
ガイド役は、室戸ジオパークのボランティアガイドの寺岡さんが担当した。空海の修行の場であるみくろ洞から始まった。
ここは、最御崎寺の前住職で観光協会会長の島田さんが空海の説明を補足した。
弘法大師が19歳の頃修行されて悟りを開いた聖地。
口の中に明星が飛び込んで悟りを開いたと言われ、その間、空と海だけの中で修行されたことから「空海」と名乗るようになったと言われる。神明窟で修行を行い、御厨人窟は寝泊まりをした洞窟とされる。お遍路の絶えることはない。
また、室戸にはこうした大小の海食洞が沢山あるが、その昔、室生門(むろと)と書かれた時代があり、正しく部屋を生む門である。この御厨人窟の波音は、「日本の音風景100選」に選ばれている。
また広場には、川田十雨の「潮けむりあがりし磯の遍路道」の句碑が建てられている。
ここは「みくろ洞」と言われる場所です。
弘法大師(空海)が修行された場所です。
左右の洞窟は、波の浸食によりできた海食洞と言います。
手前の広場は波食台、真正面の崖は波食崖(はしょくがい)といわれ共に波の影響でできた場所です。
<神明窟>
右側の洞窟は、空海が修行した場所で、神明窟と言われています。
<みくろ洞>
左側の洞窟は、御厨人窟(みくろどう)と呼ばれ、空海が修行中に生活をされた場所だと言われています。
ともに、お遍路さんの絶えないスポットですが、ジオパークのスポットであることはあまり知られていません。
誰にでも知ってもらえる看板やリーフレットの作成に取り組んでいます。勿論、ガイドの対応など、より楽しみながらジオへの関心を高められるよう取り組んでいます。
みくろ洞の中。
寺岡氏のガイドがさえる。
しかし、審査員のチェックは厳しい。
そんな中、寺岡さんの優長なガイドが続く![]()
![]()
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GGN調査団は、日沖枕状溶岩の調査を後に、アクアファームへ移動した。
ここは室戸市が運営する室戸海洋深層水販売スタンドであるが、深海から取水するシステムや商品開発の状況が分かるようプチミュージアムになっている。
海洋深層水が日本で初めて陸上取水されたのは、陸上から深海へもっとも近い立地にあったからである。
このことは、室戸ジオパークで紹介すべき特異性でもあり、現世の新らたな資源として、飲料水をはじめ飲食品や化粧品、入浴剤や農水業振興など150億円産業にまで育った資源はまれである。
審査員の皆さんからも評価されたが、説明の方法などご指導頂いたことも多くあった。
いよいよ、次は室戸岬のジオサイトへ入る。
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GGN調査団の皆さんと二日目の日程に入る。
朝8時30分ホテルにお迎えし、日沖枕状溶岩の視察に行く。
審査委員より造形美が素晴らしい。ジオパークの売りになるポイントだといった高い評価をうけた。
枕状溶岩は、海底火山の溶岩が急冷してできたもの。
日沖の大岩は、塩基性の強い玄武岩で、気孔の大きさから水深200m~300mの深さと言われている。時代は、古第三紀(今から6,500万~2,500万年前)にできたと考えられている高知県最大級の枕状溶岩です。
小さな港の脇を通行する細い道があるが、少し危険で調査団より、通行道の安全対策を求められた。
これが通路です。左が日沖港で、その脇に50cm程度の通路が角になて見えている。
普段は、釣り人たちが利用している。
手前が日沖港で、その石付きの上が通路となっている。
日沖の大岩(枕状の溶岩の塊が際立ている)
日沖港の東側(国道のすぐ下)にある岩
や
がいっぱいいました。
地元では、日沖の大岩と言われており、国道から目につく岩としては際立った大きさである。
この岩が、枕状溶岩であることを地元住民が何人知っているだろうかと、ジオパークの活動を始めて考えるようになった。
もう直ぐ、誰もが知る枕状溶岩になる!
次は、アクアファームだ!
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ブログは、GGN申請の調査に戻ります。
朝早くから、ハードスケジュールで調査委員もお疲れになっておられたと思いますが、夜の部までお付き合いをいいただき感激でした。
意見交換のできる夕食会の企画でしたが、今年は地元の定置網漁業の景気がよくて、そのお客さんが賑やかに歌えや太鼓やでわいわいやっていまして、ミーティングが騒動しい中での意見交換となり、もう少し静かなところでのお話ができたら良かったと反省をしています。
室戸自慢の「花月」・・・その昔は遠洋漁業の繁華な時代には、全国のお客さんをお接待した老舗、こうしたお店が室戸には何軒かありましたが、いまでは花月だけとなっています。
世界ジオパークに加盟できたら、そうしたお店の復活も夢でないと頑張っています。
室戸お越しの折には、是非、花月にもお立ち寄り下さい。
いよいよ、明日は室戸ジオパークの核心に触れる室戸岬乱礁遊歩道のコースをご案内です。
その夜・・・・頑張るぞー!との思いが夢になってでまして、全くしゃべれない英語で私が室戸ジオパークをご案内をしていまして、目が覚めると不思議な気持ちでしたが、さわやかな朝でした![]()
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